Right to Light

陽ととなり

今夜の話

今夜の話をしよう。今夜、そして、これからの話。

 

今夜の私、朝起きてからの私は死にたくて死にたくて堪らない。いなくなりたいというものはこれまで何度かあったけどここまで死にたいと思ったことは無かったと思う。具体的な死を、どうやって死のうか、リスカ?首吊り?投身?

 

なんでここまで死にたいんだろう?これまでだって同じような境遇や心境はあったのに。ああ、自分の価値が数字ではっきり示されちゃったからか。吐きそうだ。私はとうとう必要とされなくなって行く宛からも拒否され誰からも目にとめられないからだ。未来が、今までは辛うじで繋ぎ止めていた一線が切れたんだ。こんなタイミングで親が夕食を家に置いておいてくれた。なんてお礼を、いや、なにを言えば良いのかわからない。そして今、友達が連絡をくれた。もう運命がわからない。なにに導かれているのだろう。

 

どうやって死のうか?まず第一に他人に迷惑をかけるのはNG、線路飛び込みとか賃貸での自殺。首を括るのが用意的に容易だけど今の家には梁もドアノブも無い。服毒は用意が難しい。パッと思い付くのはオーバードーズだけど...やっぱり海に飛び込むのが一番安易そうだ。

 

なんで死にたいんだっけ?とりあえず遺書的なもの書いてみた。たった3000字ほどで収まるのが切ない。そして、遺書を宛てる家族も友達も好きな人もいるのにどうして死ぬんだろうと思えてきた。病院で死にたくなりましたって言おうかな。言ったところできっとなにも変わらないだろうけど。

 

また夜が来た。そして明日が来る。その続いていく命が私は怖い。あぁそうだ。だから死にたいんだ。