Right to Light

陽ととなり

君に遠過ぎて

○何から話そう。最近モノローグが多い。我ながら歳甲斐もなくダサい。

 

○久しぶりに一睡もしない夜を過ごした訳だけど、やはり自分には日付の境界が必要だなと感じた。あと薬。だから昨日から今日が終わるまでずっと曖昧に日を過ごしている。話が出来て良かった。各々が正しくありたかった。そのことを認識出来ただけでも発見があったと思う。どこまで続くのか、いつ終わるのか、誰が幕を引くのか、曖昧なまま生命は続くことを言葉に出来た。運命や星の下に人は宿る。生き方は変えられない。生活も性格も環境も変化には限度がある。いつか溜まった付けを払う日が来るのだ。流れに逆らえず仮に不可抗力だったとしても私には新しい気付きだった。今日一日分の価値があると自分を納得させて締めにする。朝焼けを眺めながら。

 

○話が出来て良かった。自分が何を大切にしているのか掴んだような気がする。自己中心的なことはわかっている。加えて狡くて無礼。でも必要だと感じた。節目の時が来ているのだ。流れと意思に沿うままに。私はそれに反応を求めない。発端になるかもしれない、傷付けるかも、傷付くかもしれない。わからないことだらけだけど私がそうしたいと思ったから、手紙を書くよ。

 

○やることをやれずに日は終わっていく。日中はもっと感じたことがあったのに、昨日はあんなに考える時間があったのにすぐ忘れてしまう。吐き出せたものさえたったこれだけ?虫の音がうるさかったから窓を閉めた。