Right to Light

陽ととなり

7月は月を見ていない

〇ガスを点けないままシャワーを浴びて(なかなかあったかくならないなぁ)と思っていたけど私は元気です。湿気がすごくやばいので日がな風呂に入りたいと思っている。髪はうねるし肌はベタつくし気持ちは落ちるしいいことがない。早く梅雨が明けて蒸し暑さから解放されることを望む。まだ単に暑いだけの方がいい。ということもあって新しいバスタオルを買った。新品の匂いがする。ついでに小さくて使いづらかった揚げ物鍋も買った。小さいQOL

 

〇ダーツにはまっている。先月から毎週末友人と投げ続けている。はまった勢いでマイダーツを新調して気分変えついでに新しいダーツケースを買い、それに合うホルダーを革で作った。勢い衰えを知らず。久しぶりに熱を充てられる趣味を持てた。ヒリつき白熱し蔑み高めあえるので人とする趣味は良い。家のボードで事ある毎に三投。出勤前、食後、風呂上がり、寝る前、ブルが決まれば行動出来る。家ダーツはさらなり、やっぱりちゃんとしたマシンでするダーツはアワードで気分が上がるので楽しい。狙った所に当てられるようになってきて、low-tonがちらほら安定し始めたので自分の成長を感じる。今が楽しい時期だ。ただ不満を挙げるとすれば、darts liveもphoenixもデータを見ようと思うと期限付課金になるところ。楽しみのひとつを金で人質に取られている気がして好かない。

 

〇(私でも結構やれるものだな)と思うこと、結局人と人はフィーリングで互いの譲歩と探り合いと諦めと許容で関係は成り立つ。それがビジネスだろうとフレンドだろうと、許しとそれ以上の価値がそこにあるかを知らず知らずのうちに分析している。過去に『誰とでも戦えるデッキを作らないとあなたは今のまま進めない』と友人に言われたが私はそこから少しでも自分を変えられただろうか?変わりたいと思っているが人の目にはどう映っているのだろうか?いまだにあらゆる経験は薄く未熟で見栄っ張り、そんな初夏の自分を見つめている。のびしろしかなくない?

 

〇そんな中でも正しさを捨てずにいられた夜は自分をちゃんと導けたことに自信を持てる。楽な方へ流されてしまう生の潮流の中でたったひとつ自分の意志を持てただけでも私は自分を好きになれる。誰に対してもそう。昨夜の私は久しぶりに我儘であった。人を傷付けないように言葉を編み出して、友を呼び出し我儘に付き合わせた。付き合ってくれた友達には感謝しかない。お詫びのミスドをどうぞ。自分が今まで取られた忌むべき態度だとしても、私はもっと汚く狡くいていいのかもしれない。初志貫徹を持つことなんて、そんなの時と場合によるし人も世界も感情も一時の酒で変わっていってしまうのだから。大事なのはその変化を許せるかどうか、許せるだけの人間性があるかどうか。決して自己保身に走ってはならないと思ってはいるが、そのことを再確認出来ただけで、私は己のパーソナルの一端をまた垣間見た。あなたの譲れないものってなに?

 

〇最近月を見ていない。日が長くなったことと家に帰る時間が早くなったことで日暮れに外に出ていない。