Right to Light

陽ととなり

のれんに腕押し

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雨雨ザアザア、本当に嫌になってしまう。

自分は天候に左右される人間だと思う。晴れの日は「よっしゃ!いっちょやったるで!」な気分になり雨の日は「はぁ〜〜〜(溜息)」な気分になる。簡単になる。

ここ数日雨続きでまったく気分が上がらない。気分が上がらないのは雨のせいだけじゃないけど。

自分の言葉や仕草が相手に確かに届いた感覚、わかる人いないかな。最近その「相手に届く感覚」が全然感じられない。会って話した時は「お?いい感じ?」と思うのに、別れた後で「あぁ、あれは勘違いだったな」ばかりになる。なんというか、人と接する時に手応えというものを感じなくなっている。

相手が自分のことをどう考えているのかわからないし、自分でも自分のことをどう考えているのかわからない。そんな他人のことを全て知ろうなんておこがましい話だとは思うが、僕にとってはそのおこがましい話がどうしようもなく重要らしい。

確証が欲しい。相手が自分のことを少なくとも否定的でなく思っていてそれを知ることが出来たなら、きっと僕は感情のメーターを振り切って極めて好意的にその人に接すると思う。逆に僕自身がその人に近づきたいと確信しているなら、同じように好意全開で接すると思う。

文でまとめてみるとスッキリした結論が出た。最近の生活の中でそういう確証が持てる人と接する機会が少ないんだ。だからいまいち確証が持てない人ばかりになって、結果のれんに腕押しみたいな手応えのない会話ばかりしてしまうのかもしれない。

昨日も機会を作って近づこうとした人がいたけど、今日また会ってみたらやっぱり手応えはない。言葉が届いていないような、相手の身体を通り抜けていっているような感覚。聞いてくれてはいるんだけど聴いてくれてはいないと思った。

だから僕はしっかり聴こうと思う。これからも機会を作って、もっと近づこうと思う。

誰かの心の中に残れるのなら、それ程幸せなことはないと思う雨の夜。