Right to Light

陽ととなり

粛々と縮する体

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今日もしっかり暑かったね。天気予報は曇りだったのにそんな気配はさらさらなく久しぶりに日焼けしてしまった。

 

僕はどんな人間なんだろうと常々考える。もうこの世に生を受けて20年、そろそろ自分のことをわかってきてもいいんじゃないかというところだ。敵を知り己を知ればなんとやら、だ。僕はかなり自分のことを知っていると思う。挙げればキリがない程に、自分の好きなところ嫌いなところ、好きなもの嫌いなもの、全部わかっているつもりだ。だけど偶に身の程知らずなことをして、手痛い目に遭ったりする。その時はもう二度と背伸びするのはやめよう等身大の自分でいようぜヒュルリララと口笛を吹いたりするのだけど、どうしても何度も痛い目を見る。人の性と思う。

 

自分とは違う人を見て、「ああなりたい」と思うのはいいことなのだろうか?この結論はずっと出ない。なりたいと自分を変えようとしても、やっぱりどこか自分の中で違和感があって、なりきれなくて周りとの齟齬を感じて、「どうして自分はこうなんだ」と自己嫌悪になる。綺麗事を言えばそりゃ自分らしくありのままでいればいいさ。でもそんな考えもいつもある訳じゃなく、何度も同じ失敗をしてしまう。

 

自分を変えようとすると、自分を見失いそうになる。自分という人間がわからなくなる。僕はどんな人間だったけ?そうか思い出したぞ、よし、ありのままでいよう。すると周りとの齟齬を感じる。何も考えずにいられたらいいのに、と思う。

 

周りに合わせようとしても違和感が出る。そのままでいようするとズレる。ならもうそのままでいられる集団に属すればいいじゃないか。きっとずっともっと居心地がいいぞ。それなのに。

 

嬉しいなぁ、僕は今の場所が好きで好きで仕方ない。切ない気持ちになることもあるけど、そんなものは夜の肴にしてやる。