Right to Light

陽ととなり

清々しいじゃないか

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夏は夜。雨は過ぎ去って、空の下で軽い風が吹いた。気持ちいい。

夜一人で歩いていたら、いろんなことを考える。昔のこととかこれからのこととか、不思議なことに今のことはあまり考えない。「今」はすぐに「過去」になって、その分「未来」は減っていく。「過去」の比重が強くなるにつれて、「今」に影響を与えて「未来」を喰っていく。

書きたいのはそんなことじゃない。
もっと直接的に表現できればいいのだけど、それは怖い。言いたいこと言ってしまうとそれは現実になってしまうから。怯えている。

書きたいのはそんなことじゃない。(2回目)
「あの時ああすればよかった」とか「あの時ああしてしまったから」とか、そんな「過去」の経験が「今」の自分を縛っていく。失敗なら同じ失敗はしないように、成功ならできるだけ同じ成功になるように、今の行動を縛って縛って縛っていく。か・い・か・ン(ドマゾ)

失敗したくないという考えが全ての前提にある。特に人に対して。良く思われたい。好きになってほしい。割り切れるのは言葉だけで、気持ちはどうしても割り切れない。仕方ないかもしれない。人間は社会的アニマルなんだから。

失敗したくないから、何もしない。
それってどうなの?何もしないから何も生まれない。足踏み足踏みばかりで、そろそろ前に進みたいのに縛られてるから歩けない。良く言えば慎重。悪く言えば臆病。

縛られてるから歩けないなんてのもただの言い訳で、歩けない=進めないなんてことはない。脚を縛られてるならウサギ跳びで進めばいいし、体で転がってでも進めばいい。要は考え方なのだと思う。

怯えているのは本当だけど、それならどんどん別の進み方で挑めばいい。いろんな方向からいろんな手段でアクセスしていく。道はひとつじゃないってわかるはずだ。

言いたいことは言ってしまえ。全ては結果だ。いずれ「過去」になって、いずれ「今」に新しい手段をもたらしてくれるはず。多分。

そのためにはまずはっきりさせなければならない。まだまだ不安定で掴めない。今のこの気持ちはきっと「うらやましさ」とかそういった類のもので、「惚れた」「愛」とかではないと思う。多分。

あり得ないことから除外していく。まず初めに始めるのはそれでいいじゃないか。